首位打者が、若き政界のリーダーに抑え込まれた!?

 西武秋山翔吾外野手(29)が23日、地元の神奈川・横須賀市大津町で開かれたスポーツ交流会に参加。同じ横須賀生まれの自民党、小泉進次郎氏(36)と3打席対決を行い、無安打に封じられた。

 慣れない軟式球ではあったが、中飛、中飛、二ゴロに打ち取られ、悔しさを隠せず。集まった同町の野球、ソフトボールチームに所属する約180人の子どもたちに「みんなゴメン!」と頭を下げた。昨年も3打数無安打に抑えられており、「打てなかったのは本気で悔しい。毎年ここで出た課題をシーズンに修正するという前向きな考えでやらせてもらっています」と真顔で振り返った。

 高校球児だった小泉氏は、忙しい公務の合間を縫っての参加で、同イベントへの飛び入りは3年連続3回目。入念なキャッチボールを行ってから対決に臨み、大きなガッツポーズを決めた。「日本最高の打者と向き合う上で、万全なコンディションで臨む。この日を目安に、選挙、政治の合間に政治家としてできるコンディショニングをしてきました。自分の登板は1年に1回。それを心の糧にやってます」と胸を張り、報道陣を笑わせた。

 秋山は「忙しい中で参加していただき、本当に感謝しています」。小泉氏は「ここは秋山君の本当の故郷。打っても打たなくても応援している。どんな時も応援する」と熱いエールを送った。