東都大学リーグの亜大が7日、東京・日の出町の同大グラウンドで始動し、藤村女子(東京)東海大菅生(同)千厩(せんまや、岩手)の高校女子ソフトボールチームの強豪と初の合同練習を行った。

 グラウンドで各ポジションに分かれ、ノックなどを約1時間行った。1泊2日の合同合宿を行っていた3校が亜大のサブグラウンドを借りて練習を行っていたところに、声を掛けて合同練習が実現した。

 東海大菅生は昨秋の新人戦で都4強。藤村女子は3月の全国選抜大会への出場が決まっており、千厩は昨年の夏、秋と県大会準優勝の強豪。千厩・藤原麻起子監督(34)は「うまい大学生と一緒に練習ができたことは、刺激になります。新しい練習方法をまたチームに持ち帰ってやっていきたい」と合同練習の効果を語った。

 亜大・生田勉監督(51)は「せっかくだから一緒にやりましょうということになりました。ソフトボールはグラブをきちっと扱わないとジャックルするから、ごまかしがきかない。みなさん、うまいです。お互いにいい効果が出るのではないかと思いますし、野球とソフトの普及につながれば」と語った。