スピリチュアル吉住が「青」でプロの世界に飛び込む。ソフトバンク・ドラフト1位の吉住晴斗投手(17=鶴岡東)が7日、福岡・筑後市内の若鷹寮に入寮した。「今年のテーマカラーは『青』にしようと思って」。ドラ1右腕がプロの門出に携えた相棒は、新調したばかりの真っ青なグラブだった。

 吉住は毎年、テーマの色を定めているという。高校時代は「1年の時は黒。2、3年の時は赤でした」。占い師や風水の助言を得るわけではなく「ピンとくる」と、自身の中にイメージが“降りて”くる。18年は「青のアイテムをそろえています。靴や服などは青のものが多い」と身の回りをブルーに染め上げた

 雪のため、12月7日の入団発表後は学校の室内練習場で体を動かした。年末年始も休んだのは元日だけ。「いつでも動ける、投げられる準備はできています」。相手打者も真っ青になるようなエースを目指す。【山本大地】