前巨人監督の原辰徳氏(59)が15日、エキスパート表彰で野球殿堂入りを果たし、スピーチを行った。

 「周りの皆様のおかげ。野球が好きで、東海大相模で原貢という指導者に出会った。甲子園の入場行進でこんなに素晴らしいことかと思った。プロに入り、15年プレーヤーとして戦った。大した選手ではなかったが、監督として12年、コーチとして3年、指導者としてプレーさせていただいた。選手、スタッフに恵まれた。日本一もリーグ制覇もできた。2009年WBCの韓国戦の前は、初めて胃が痛くなった。誇りとして、野球界の発展に尽くしたい」。