球界の功労者をたたえる野球殿堂入りが15日、都内の野球殿堂博物館で発表され、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が、43歳7カ月の史上最年少で選出された。

<松井氏一問一答>

 -殿堂入りの連絡に

「予想はしてなかったですし、自分の中では待ち遠しいとか、そういう感じでもなく、ほぼ何も考えずに、その(連絡の)日を迎えたという感じでしたね(笑い)」

 -最年少の殿堂入り

「それだけ早く辞めたということじゃないですかね(笑い)」

 -原氏との同時選出

「自分がジャイアンツに入った時の4番で、メジャーに行く時の監督。何かご縁があるような気がします」

 -先輩選手からの影響

 「追い付き、追い越すという感覚ではなく、近くにいて肌で感じながら、という感じでした。本当にいろいろな方と一緒にプレーできて、貴重な経験だったと思います」

 -日本のプロ球界の今後について

 「メジャーリーグを経験しても、日本のプロ野球はすばらしいと思います。自分がどれだけ貢献できるかは分かりませんが、今後、ますます発展していくことを本当に願っています」

 -少子化などで、野球人口の減少も

 「システムとかだけでなく、子供たちがやりたい、と思えるプロ野球になることが大事だと思います。もちろん、高校野球、大学野球などもそうですが…。そういうものを見せていくことが先だと思います」