2種類のシンカー習得を目指す巨人菅野が、秘密兵器を活用した。4日、キャンプ2度目のブルペン入り。投球の回転数などを計測できる「ラプソード」を使用しながら、座った捕手へ49球を投げ込んだ。

 球団担当者が持っているタブレット端末に反映されたデータを確認しながら、1球ずつ新球の回転数、軌道、変化量を比較した。握りも試行錯誤の段階だが「軌道は安定していた。理想とするストレートの速度からマイナス10キロくらいの感じで投げられた」と数値と感覚の差に納得の表情だった。