日本ハム中田翔内野手(28)が米アリゾナキャンプ第2クール初日の5日(日本時間6日)、右肩の違和感を訴えた。キャッチボールを回避し、守備練習では下からのトスのみで、投球はしなかった。打撃練習など全体練習を終えるとスコッツデール市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた。検査結果は6日に判明予定だ。

 球場から出る際、中田は「打つのは問題ない。明日も投げないよ。投げるのは、しばらく無理かもね」と答えた。谷ヘッドトレーナーは「大事を取ってです。こちらは(違和感がなくなるまで)長いことかかるとは思っていません」。検査結果が判明次第、今後のスケジュールが決められる。

 栗山監督は「トレーナーには、できる限り(実戦に)出る方向へ持って行くようには伝えてある」と話した。チーム初実戦となる10日の韓国KT戦への出場にも可能性は残したが、現状で故障の程度は不透明だ。(スコッツデール=木下大輔、中島宙恵)