西武は16日、4月29日の楽天戦(メットライフドーム)で小学生以下の来場者全員にキッズグラブ(左右あり)を配布すると発表した。

 この日、一番熱く野球振興を訴えたのは、秋山翔吾外野手(29)だ。配布するキッズグラブには、秋山のサインがプリントされている。「キャッチボールをすることで、つながりが出来て、野球を理解するきっかけになる。野球人口が減少している。底辺拡大のためにも、道具に触れて、野球に触れる機会になればと思います」と呼び掛けた。

 自らも、子供の頃、父親とキャッチボールをした思い出が残っている。「父親から『10本取ったら、ジュースを買ってあげる』なんて言われましたね。キャッチボールは大事な要素。グラブがないと、野球をやっている感じにもなりませんから」と話した。【西武担当 古川真弥】