日本ハム清宮幸太郎内野手(18=早実)は沖縄には、いいイメージがある。「この前来た時に、どでかいのが打てたので」。昨年5月、沖縄での招待試合・美来工科戦で高校通算96号の、推定130メートル弾を放ったことが強烈な印象として残る。

 今日17日からチームは実戦漬けの調整で「もちろん、打ちたい」。実戦で打席に立つのは、もう少し先となりそうだが、“プロ初本塁打”への意欲も高まってきた。16日は米アリゾナから約16時間の長時間移動の疲労も見せず、自主練習に参加。今日17日からは打撃練習も強度を上げる。21日以降にフリー打撃を再開する見通しだ。「ちゃんと段階を踏んで」と、1歩ずつ前進した先に豪快な1発が待っている。【日本ハム担当 木下大輔】