阪神メッセンジャーが2月28日、キャッチボールを再開した。右肩の張りのため26日からノースローが続いていたが、キャンプ最終日に室内練習場で約25メートルの距離で43球を投げた。メッセンジャーは「軽く投げただけです」と一言。現在の状態について「まだ(開幕まで)1カ月あるので、心配することはありません」と順調な回復をアピールした。

 開幕投手に内定するが、3月3日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)の登板予定を回避。開幕までの調整スケジュールの再考を迫られるが、金本監督は「(心配ない)と、思うけどね。単なる軽い炎症くらい。あと、筋肉の張りと」と話し、軽症を強調。香田投手コーチも「アクシデントというかコンディション不良はありましたが、必ずいい方向に行ってくれると思う。様子を見ながらやっていきたい」と前向きだった。