昨秋の神奈川大学リーグを制した関東学院大が2日、関甲新リーグ7連覇中の上武大と神奈川・横浜市内でオープン戦を行い、今季6戦目で初白星を挙げた。

 初回に2点を先制されたが2回の裏に3点を取って逆転。その後も激しい点数の取り合いとなったが、5-5の5回裏、高桑平士郎内野手(3年=豊川)が勝ち越し打を放った。

 9回表に4点を追い上げられたが、10-9で逃げ切った。御簗(おやな)翔主将(3年=敦賀気比)は「オープン戦6試合目で初めて粘れました。今までは取られたら取られっぱなしの試合が多かったので。春ももちろんリーグ戦連覇を狙いますが今の守備では厳しい。リーグ戦が始まるまでにしっかり鍛えていきたい」と勝ってかぶとの緒を締めた。