巨人山口俊投手(30)が先発し、4回4安打1失点の投球を見せた。

 初回ヤクルト先頭の青木に四球を与えたが、後続を打ち取り、2回まで無安打に抑えた。3回は2死一、二塁の場面で3番山田をフォークで見逃し三振に切り、ピンチを切り抜けた。

 0ー0で迎えた4回、先頭の4番バレンティンにカウント1ー1から高めの直球を左翼席前段へライナーで運ばれ、先制を許した。続く5番川端に左前打、6番畠山に四球を与えたが後続を打ち取った。本拠地東京ドームでの登板は、昨年7月2日DeNA戦以来245日ぶり。大量の汗をぬぐいながら、3四球2奪三振62球でマウンドを降りた。