開幕ローテを狙うオリックスの新外国人左腕、アンドリュー・アルバース投手(32=マリナーズ)が課題を残した。3回から2番手で登板。3イニング目の5回に先頭清水の左越えソロを浴びると、6回にもレアードに2ランを食らった。4回2/3を6安打3失点という結果にアルバースは「失投以外は良かった」と話したが、明らかに打順2周り目からとらえられる場面が目立った。

 すでに3月30日ソフトバンク戦の開幕投手は10年目西が決定。エース金子は2カード目初戦となる4月3日ロッテ戦に登板する。山岡やルーキー田嶋も順調で今後は先発5、6番手争いが焦点となる。福良監督は「持ち味は出した」と評価しつつも「(課題は)スタミナ。もうちょっと長いイニングを見てですね」と、ローテ当確とはならなかった。