中日が育成契約したアリエル・マルティネス捕手(21=キューバリーグ)が14日、ナゴヤドーム内で入団会見を行った。強肩と強打を誇る同国屈指の若手捕手で、昨年のWBC代表候補にも入っていた。マルティネスは「日本で野球をするチャンスをもらい、ワクワクしている。頭を使ったプレー、肩も強い。打撃も守りも見てほしい」と話した。

 かつて日本代表の試合でそのレベルの高さを見て「いつか日本でやりたいと思っていた」という。捕手というポジションは投手とのコミュニケーションが大切だが「毎日みんなの会話を聞きながら、日本語も覚えていきたい」と意欲満々だった。