巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(21=中大)が、鹿取義隆ゼネラルマネジャー(60)から直接指導を受けた。

 21日、川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場でブルペン投球を行い、変化球を交えて91球を投げ込んだ。その後、見学に訪れていた鹿取GMから声をかけられ、鏡を前にシャドーピッチング。左足の踏み込みや上体の開きなど、10分間のアドバイス後、復習するように追加で22球を投じた。「力んでしまうと球がばらついてしまうので、その時の対処法を、一言で分かりやすく教えていただきました。腕の上がり方や指のかかり方がよくなりました」と指導効果を体感した。

 この日、プロ初実戦が予定されていた常磐大戦との3軍プロ・アマ交流戦が雨で中止。「次回登板までに教わったことをできるようにしたい」と話した。