右肩の炎症で調整が遅れている日本ハム有原航平投手(25)が23日、イースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)で今季初の実戦マウンドに上がり、1回を3者凡退に抑えた。

 2年連続の開幕投手が期待された今季だが、2月の米アリゾナキャンプ中に故障離脱。「本当に久しぶり(の登板)だったので、まずはストライクゾーンに強い球をと思って投げました。ある程度は、できたかなと思う」とまずまずの様子だ。今後は投球回数を増やし、1軍への復帰時期を探る。

 当初、栗山英樹監督(56)が2年連続開幕投手にともくろんでいた右腕は「できるだけ早く1軍に上がって、チームに貢献したい」と気を引き締めた。