ロッテのドラフト1位安田尚憲内野手(18=履正社)が23日、“プロ1号”を放った。

 戸田で行われたイースタン・ヤクルト戦に「6番三塁」でスタメン出場。5点を追う8回表2死の場面で、相手のドラフト2位大下佑馬投手(25=三菱重工広島)がカウント1-2から投じた真っすぐを強振。打球はバックスクリーンの右下の部分にドカンと突き刺さった。

 安田は「打ったのはストレートです。打った瞬間は打球が上がり過ぎたかと思いましたが、風にも乗ってスタンドまで届いてくれました。1本、1本の積み重ねが1軍へ繋がっていくと信じて、これからも頑張っていきます」と話した。この日は4打数1安打だった。

 1軍のオープン戦が行われるナゴヤドームで“吉報”を聞いた井口資仁監督(43)も「こないだ室内で打っていた時も非常に良い形で打っていた。1発が出ていなかったので、本人もやれるんじゃないかという気になってくれると思います。結果がなにより一番の薬なんで、これからも自分の形をしっかりと出してもらえたらいいなと思います」と喜んだ。