日本ハムの新外国人、オズワルド・アルシア外野手(26=ダイヤモンドバックス3A)が2回に来日初打点を挙げた。

 無死一塁の場面で右中間を破る適時二塁打。これが初めて長打にもなった。「毎日、少しずつ良くなっている。日本の野球に慣れてきている」。オープン戦は7試合出場で22打数3安打、打率1割3分6厘も2試合連続安打。「しっかり分かってきました」と、日本での攻められ方も体感して、徐々に手応えを深めている。「開幕の時には100%を出せると思う」と、1週間後に迫った開幕戦へ向けても自信を見せた。

 ただ、ちょっぴり反省したシーンもあった。7回に空振り三振を喫した場面。悔しさのあまり、両手で持ったバットを右太ももで真っ二つに割った。「その時は、すごく悔しくて折ってしまった。でも、いいことではない。そういうことは、しないようにしたいね」。自分を戒めるコメントを残し、球場を後にした。