楽天茂木栄五郎内野手(24)が28日、ロッテとの開幕戦へ向けて意欲を語った。

 昨年11月に右肘クリーニング手術を受け、調整が遅れていたものの、オープン戦終盤に完全復調。この日、楽天生命パークでの開幕前最終練習で念入りに守備を確認した茂木は「もともとスローイングには足りない部分があると思っていたし、キャンプでも守備に多く時間を割いていた。今も継続して守備についてはいろいろアドバイスをしてもらって、それを生かせるように心掛けています。取り方とか全部なんですけど。取るのも投げるのも、バウンドの合わせ方だったり、入り方だったり、ほんといろいろですね」と説明した。

 打撃については、23日の巨人とのオープン戦で上原から中前打を放つなど2安打。25日の巨人戦では左中間の当たりで一気に三塁まで激走し、復調ぶりをアピールした。茂木は「あまりシーズン中も納得して打席に入れることはないんですけど、打席の中で迷わないように、しっかり準備して入りたい。相手のピッチャーを良く研究して、迷いをなくして打席に入れば良い結果につながると思うので。1打席目の初球から100%行ける準備をして打席に向かいたい」と意気込んだ。