広島が4試合連続の逆転勝利で93年以来の開幕4連勝とした。

 1点を追う6回。1死一、二塁で西川の一、二塁間のゴロを捕球した一塁坂口が一塁ベースカバーに入った投手へ悪送球し、一塁走者まで一気に生還した。さらに野間や代打メヒアの適時打で加点し、ヤクルトを突き放した。

 25年ぶりの開幕4連勝となったものの、広島にも拙守や四球連発などミスが目立った。緒方孝市監督(49)は先発薮田について「結果を見れば試合を作ったことにはなるけど、また次回修正してくれることを期待している」と5回7四死球と制球を乱した右腕の立て直しに期待。さらに「ミスも出ているし、しっかり反省するところは反省していかないといけない」と引き締めた。