ヤクルト青木はお立ち台に上がると、左手を上げて大歓声に応えた。「ただいまー! 勝ったよー!」。

 1点リードの8回1死一、二塁、右翼線二塁適時打で1点を追加し、勝利を引き寄せた。日米で異なる投手のテンポの違いに戸惑っていたが「タイミングがアジャストしてきた。米国では間がないけど、日本では間のスポーツ。今日に関しては良かった。内容は良かったので納得している」と修正してみせた。