下半身の張りで選手登録を抹消されていた広島鈴木誠也外野手(23)が18日、1軍に再昇格した。

 鈴木は昨年8月23日DeNA戦(横浜)で右足首を負傷し、右脛骨(けいこつ)内果剥離骨折の骨接合術と三角靱帯(じんたい)損傷の靱帯修復術を受けた。開幕に間に合ったものの、4日に下半身の張りで選手登録を抹消。3軍でリハビリと強化を続け、15日のウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰初戦初打席の初球で本塁打を記録した。

 15日ぶりに1軍に合流した鈴木は「大丈夫です」と繰り返し「今まで迷惑しかかけていない。もう落ちることは許されない。気を引き締めてスタメンを勝ち取れるようにやっていきたい」と意気込んだ。