左肩の違和感で別メニュー調整中のソフトバンク和田毅投手(37)が、今週末にも実戦復帰する見込みとなった。23日は福岡・筑後市のファーム施設ブルペンで約65球を投げ、「日を追うごとに感覚は良くなっている」と笑顔。順調にいけば28日と29日の3軍戦の四国IL香川戦(筑後)などで復帰するプランを明かした。

 和田は2月のキャンプで左肩の異変を訴え、調整が遅れていた。「申し訳ないのひと言。なんとかひとつでも、信頼を取り戻せるようにしたい」。25日以降に再度ブルペン入りを予定。登板が3軍戦ではなく、シート打撃などの実戦形式練習になる場合もあるが、順調なら交流戦前、5月中旬の1軍復帰が見えてくる。

 また、右肘付近の張りで調整中の千賀も故障後初のブルペン投球。31球を投げ「腕自体はスムーズに振れるようになってきた」。順調なら、28日からのオリックス3連戦(京セラドーム大阪)で復帰できそうだ。