巨人が助っ人コンビの活躍で初回に2点を挙げた。

 まずは3番アレックス・ゲレーロ外野手(31)だ。1死一塁からヤクルト・ブキャナンの124キロ変化球を引っ張り、左翼線へ。ボールはバウンドしてフェンスに到達し、一塁走者の吉川尚が一気に生還。適時二塁打となった。「自分のスイングで打ち返すことができた。ただこの1点は、吉川(尚輝)の足で取った1点と言っていいと思うよ」と走者をたたえた。

 勢いは続く。なおも1死二塁となってから4番ケーシー・マギー内野手(35)。おなじく125キロの変化球を左翼線へとはじき返し、2点目となる適時二塁打を放った。「先制して、もう1点欲しい場面で、甘く入ってきたボール(カーブ)をしっかりととらえられて良かったよ」とコメント。3番、4番に座る2人の活躍でエース菅野を援護した。