慶大・菊地恭志郎投手(4年=慶応志木)が、8回途中4失点で昨春の早大3回戦以来のリーグ通算4勝目を挙げた。

 「今シーズン初の登板で、昨日の夜から緊張した」と振り返った久々の先発マウンド。初回に2点を奪われたが、2回以降は立ち直った。

 昨秋、リーグ優勝を決めた早大戦、明治神宮大会はスタンドで応援。「うれしい半面、悔しい思いをした」が、大学ラストイヤーの今年は不退転の決意で投球フォームを修正。練習でも自らを追い込み、今春のキャンプでは最速149キロを計測した。「野球は大学までと思っているので、優勝に貢献したい思いが強いです」と力を込めた。