NPB(日本プロ野球機構)は7日、5月3日時点での球団別入場者数(主催試合)の統計を発表した。

 ナゴヤドームで14試合戦った中日は1試合平均が3万427人で、昨年比4696人増、セ・リーグでダントツの伸び率となる18・3%増だった。

 増客が見込める土日祝の開催は5試合(昨年は4試合)。昨年は豊橋での地方開催(観衆1万29人)があったが今年は雨天中止。また、4月3~5日の本拠地開幕カードが巨人戦(昨年は広島戦)で、大幅に増えた。この3つの要素に加えて、松坂大輔投手(37)の加入効果も数字に表れた。

 松坂は3試合、ナゴヤドームで先発した。4月5日の巨人戦(木曜日)は3万4396人。同19日の阪神戦(木曜日)は2万6904人。同30日のDeNA戦(月曜日・祝日)は3万6606人。いずれも、条件が近い前日の試合から増えており、5日は前日比プラス580人、19日はプラス1619人、30日はプラス3608人だった。