不振の京田が復活への足がかりになる先制1号2ランを放った。「積極的にいった結果です」と話した。昨年は新人王に輝いたが、今季は開幕から2番スタメンで起用されながら、2年目のジンクスなのか打率2割1分1厘(14日現在)と低迷中。

 しかし、対広島戦成績は抜群だ。6試合で3割6分と5球団の中で突出して相性が良い。昨年も対広島戦は3割2分1厘と、他球団が2割台の中でやはり好相性だった。

 今季は1番大島、2番京田の「OKコンビ」を起爆剤として、固定してきた竜打線だったが、開幕から不発気味。3回には京田の四球からアルモンテの7号2ランでの追加点に、4回にも大島が左前打を足がかりに無死二塁から京田が犠打で送り、アルモンテの犠飛でさらに1点を追加した。京田にとっての大好物「広島戦」が復調への起爆剤になるかもしれない。