阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)がセ・リーグ単独トップの7勝目をあげた。

 初回から四死球でピンチを作るなど、この日は苦しい投球が続いた。5点の援護を受けた直後の4回には四球の後、3連打を浴びるなどで3失点。6回までに要した球数は今季最多の131球。それでも冷静に打者1人1人とにらみ合い、6回7安打3失点。先発の仕事を果たした。

 「本当に苦しい投球になってしまった。ブルペンでは調子が良かったけど、本当に違う投球になってしまった」と試合後は苦笑いを浮かべた。

 これでメッセンジャーは地方球場で通算8戦7勝。昨季も倉敷で先発し、7回1失点で白星をあげていた。チームの連敗も止めて「連敗ストップだけじゃなくて、連勝していかないといけない」と口調は熱かった。