巨人アレックス・ゲレーロ外野手(31)が、2戦ぶりの9号ソロを放った。

 2点を追う7回、先頭で打席に立つと1ストライクから真ん中低めの141キロ直球を振り抜いた。打球は左中間席へ一直線に飛び込んだ。9本中8本目となる追撃のソロ。「いい兆候です。まだまだ行けるぞというバッティングをしたかったので、いい結果が出て良かったよ」と話した。

 1発は出たが、好機では結果が出なかった。再び2点を追う8回2死一、二塁で打席が回った。フルカウントの6球目、日本ハム石川直の135キロフォークを空振り三振。得点圏打率は2割3分2厘。求められる働きを十二分には果たせなかった。「チームは負けてしまったが、慢心せずに、気持ちを新たに明日頑張ります」と前を向いた。