西武栗山巧外野手(34)が3日、小児がんの子供とその家族29人を阪神戦(メットライフドーム)に招待した。

 公益財団法人「がんの子どもを守る会」の協力を得て、14年から支援活動を実施している。今季は4回、計120人の招待を予定しており、この日が3回目。

 試合前の練習を終えると、サイン会と記念撮影を行った。「毎回、やらせてもらっていますが、今日は阪神戦でお客さんがいっぱい入って盛り上がるので、子供たちも喜んでくれるのではないでしょうか」と話した。

 1回限りではなく、支援を続けている。「タイミングが合わなくて来られない人も、たくさんいらっしゃる。続けることで、定期的にやっていることを知ってもらえる。病気で苦しんでいる子供たちが、いつでも球場に来られる」と強調した。