ラミちゃんの若手積極起用策は実らず、敵地９連敗となった。

　就任３年目で交流戦と日本シリーズ合わせて、ヤフオクドームでのソフトバンク戦は未勝利。今カード２連敗で迎えた３回戦に向け「ベストメンバーで勝てないのなら、若い選手を使うしかない」と先発５人を入れ替えた。

　神里和毅、楠本泰史のルーキー２人に加え、２年目の佐野恵太や柴田竜拓、山下幸輝ら若手を抜てき。すると、楠本がプロ初ヒット含む２安打。さらに柴田、神里が本塁打を放つなど、５人全員が安打を放ち、ソフトバンクに食らいついた。しかし序盤の６失点が響きカード３連敗。ラミレス監督も「ソフトバンクはＮＯ・１のチーム。このカードは完敗だった。昨日（２日）はこちらが勝ちをあげてしまった。１勝はできたと思うが」と、悔しさを押し殺しながら振り返った。