巨人アレックス・ゲレーロ外野手(31)が移籍後初の決勝弾を放った。5月25日の阪神戦以来の3番に座ると、初回に決めた。1死二塁から楽天近藤の133キロスライダーをとらえて左中間スタンドへと運ぶ。先制の10号2ラン。大きな1発はそのまま決勝点となった。

 今季は20打席無安打や得点圏で18打席適時打が出ないなど不振に苦しみ、打順も固定されない現状だが「自分は兵士。命じられたところでやるだけ」と話す。チームを勝利に導く節目の2ケタ本塁打に「大事な仕事ができたと思います」と胸を張った。