阪神藤川球児投手(37)が大ピンチを断ってサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 2-2同点の延長10回、2死満塁で岩崎をリリーフ。5番清田相手に148キロファウル、146キロボール、148キロ空振りと全球真っすぐで押し、ラスト4球目も149キロの真っすぐで空を切らせた。「勝ってよかった」。火の球復活で勝利に貢献し、充実の汗をぬぐった。