東日本国際大(福島・南東北)の粟津凱士(かいと)投手(4年=山本学園)が全国初先発し、9回9安打8奪三振無四球で初完投初完封勝利を挙げた。

 4度も先頭打者の出塁を許したが、130キロ後半の直球に鋭く落ちるシンカーを織り交ぜて踏ん張った。チームは2戦連続完封勝ちで波に乗る。粟津は「序盤から厳しかったけど、要所を粘ることができた」と胸を張った。