強打の江戸川中央が最後も持ち味を出して3位に入った。武蔵府中の立ち上がりをとらえ、1番立花大地、2番吉岡道泰の連打、3番安達大和が右越えの特大3点本塁打で先制し、7番まで連打を重ねて計6点を奪って試合の主導権を握った。2回に3点、3回に4点とこの時点で13-3とし、4回コールド勝ち(10点差以上)が見えたが、そこから武蔵府中の粘りにあった。6回を終えて制限時間の2時間を超えたため、勝利が決まった。

 屋代剛一監督は「安達の本塁打が大きかった。この大会は打線の調子が上がってきた。ミスもあったが、ここまで勝ち残ったのだからに選手に力があるということです」とほめた。本塁打の安達は「インコース高めのボールがよく見えた。軽く振ったら芯でとらえて、打った瞬間入ると思った」と手ごたえ十分だった。