DeNAが、またしても天敵に屈した。

 阪神メッセンジャーを攻略できず、今季4戦4敗。好機はつくりながらも、決定打を欠いた。

 アレックス・ラミレス監督は「何とか食らい付いて、点を取りにいこうとしたが…。ヒットの数(7)より残塁の数(9)の方が多い。チャンスはつくったがあと1本が出なかった。策は練っているが、結果が出ていない」と厳しい表情だった。

 6回0/3を2安打1失点(自責0)にまとめながら4敗目を喫した先発バリオスについては「素晴らしい投球だった。残念ながら得点できなかったが、いい投球を見せてくれた」と評価。援護ができず「点を取らないと勝てない」と打線の奮起を求めた。