沖縄・石垣島出身のソフトバンク嘉弥真新也投手(28)の凱旋(がいせん)登板はならなかった。

 前日26日は0-5で完敗。この日は1点を争う接戦で、嘉弥真も5回ブルペンで肩をつくって出番を待ったが、登板機会は訪れなかった。

 2日間で100枚のチケットを自ら購入。実際はそれぞれ70人ずつの親戚や友人が駆けつけていた。嘉弥真は「残念です。試合を見せられたことはよかった。勝って投げるところを見せたかったが、試合なので仕方がない。次またいつか、野球をやっている間に沖縄に来られたら、その時、頑張ります」と、前を向いた。