巨人菅野智之投手(28)もマツダスタジアムの呪縛にのみこまれた。

 敵地で昨年8月から8連敗中で臨んだ一戦。立ち上がりから毎回、得点圏に走者を置く苦しい投球も2点リードのまま4回まで「0」を並べた。

 だが5回に陥落した。1死から菊池に低めのカットボールを拾われてソロ弾を食らった。丸に四球を与え、4番鈴木を3打席連続三振としたが5番松山にこの日4四死球目を与える。最後は野間に甘く入ったスライダーを右翼席に運ばれて、ガックリとうなだれた。

 今カードは鍬原、田口と2戦連続で初回に4失点。菅野は初回は乗り切ったものの5回に「1イニング4失点」が待ち受けていた。中5日での登板は5回7安打4失点で降板となった。