女子ゴルフの三浦桃香(19)が30日、ソフトバンク-ロッテ戦前にヤフオクドームでセレモニアルピッチを行った。

 この3連戦は「みやざきスペシャルDAYS」として開催されており、宮崎出身の三浦がゲストとして登場した。マンゴーなど宮崎の特産品が描かれた、今シリーズの特別ユニホームに「MOMOKA 19」と背番号を入れ着用。ハーフパンツからのぞいた、小麦色に日焼けした美脚を豪快に上げたフォームで投球すると、ボールは三塁方向へワンバウンドでそれた。かわいらしいしぐさで恥ずかしがる姿に、鷹ファンの視線もくぎ付けになった。

 初めての投球を終えた三浦はホッとした表情で「1番ホールと同じくらい緊張しました。(投球をゴルフで例えるとは)プッシュです。『ファー』ですね」と振り返り「たくさんの人に見られて、野球選手はメンタルが強いんだなと思いました」と驚いていた。

 三浦は女子ツアーで今季2度の10位以内をマークするなど活躍しているが、前日29日には2次プロテストを通過できず悔しい思いをした。「注目していただいていますが、成績が伴っていない。もっと練習して結果を出せるよう頑張りたい。(目標は)シードを取ることです」と意気込んだ。