阪神才木浩人投手（１９）が、スクランブル登板も落ち着いて結果を残し、今季２勝目をあげた。

　先発した岩貞祐太投手が、わずか７球で危険球退場。初回無死一、二塁のピンチから才木は緊急登板した。

　ブルペンでは１０球程度しか肩を作る時間が無かったが「１つずつしっかり抑えていけるようにしっかり投げればいいかなと思ってました」と冷静に振り返った。

　１回途中からマウンドに上がり、６イニングを３安打無失点。７三振を奪う力投にも「ヒットと、いらない四球でピンチを作ってしまった場面があるので、そういうところはしっかり反省して次に生かしていきたいと思います」と謙虚に語った。金本監督も「緊急で、スクランブルをよく耐えた」と才木の９８球を評価した。