プロ野球の実行委員会が2日、東京都内で行われ、2020年東京五輪(オリンピック)の大会組織委員会から示されている野球競技の複数の日程案が報告された。プロ野球側はソフトボール、野球の順に競技が実施されることを前提に公式戦の中断を決めているが、組織委からは野球が先になる案も示されたという。

 競技日程は7月中旬の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で協議される。野球が先に行われる日程が決まった場合は、ソフトボールが先に比べて、公式戦の中断期間が長くなるため、9月のオーナー会議で再協議する。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は組織委に対して「要望はきちんと伝えないといけない」と話した。