マイナビオールスターゲーム2018(第1戦=13日・京セラドーム大阪、第2戦=14日・リブワーク藤崎台)の前夜祭イベントが12日、大阪市内で行われた。全セを率いる広島緒方孝市監督(49)と全パを率いるソフトバンク工藤公康監督(55)が、スーツ姿で登場し、明日13日の第1戦の先発投手を明かした。

 全セが中日松坂、全パが西武菊池とファン投票1位の投手をマウンドへ上げる。緒方監督が「松坂」と明かすと、会場のファンからは「オオッ」と歓声が上がった。

 工藤監督は「昨年まで(3年間)ソフトバンクにいて。肩のこともあったので、なかなかソフトバンクではというところもあったが、でも、よく苦しみを乗り越えて野球を続けてくれたと思う。ファンの人の前で投げてくれるのは僕も本当にうれしい」と自分のことのように喜んだ。

 工藤監督は2年ぶりに指揮を執るが、過去、15年、16年で3敗1分けと勝ちがない。「明日(第1戦)もあさって(第2戦)も勝ちたい。(松坂に)いい投球はしてほしいが、されると負けてしまうので…」と、勝負は別のようだ。