DeNAが18日、オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のキャンベラ・キャバルリーと戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。これにより、今季終了後にDeNAから選手やスタッフを派遣。シーズンが日本とは反対に11月開幕のABLに出場できる。シーズンオフにプレー機会を得ることで、選手個々の成長につながる。

 DeNAでは15年オフに筒香嘉智外野手がドミニカ共和国のウインターリーグに参加し、翌年に打撃部門2冠を獲得した好例がある。日本のプロ野球とは違った環境でプレーし、異文化に触れながら生活することで、心身の成長をうながすことが目的だ。

 岡村信悟社長は「オーストラリアは南半球に位置し、日本のオフシーズンにトレーニングを積むには最適な環境にあります。選手たちには、オーストラリアの地で多くの経験を積み、ベイスターズに新たな価値をもたらしてくれることを期待しております」とコメントした。