延長12回、今季両リーグ最長の5時間45分に及ぶ乱打戦の末に引き分け、ロッテは3位をキープしたが、ミスが続出した。

 6回には平沢大河内野手、藤岡裕大内野手が2人連続バント失敗。延長に入ってからも内竜也投手の暴投や内野の失策など、守備の乱れから11回は2点、12回も1点のリードを追いつかれた。井口資仁監督は「ミスが多すぎ。話にならない。こんなことしてちゃ勝てるわけない」と厳しかった。

 また先発の石川歩投手が2回で緊急降板するアクシデントにも見舞われた。10日の西武戦から中3日で球宴、中2日で17日の楽天戦と登板が続いていた。井口監督は「肩に力が入らないと言うので、早めに大事を取った」と説明。石川は降板後もベンチから声援を送り、試合後は「おそらく次回は大丈夫」と話した。