日本ハムが連敗し、首位西武の背中が遠のいた。

 先発マルティネスが2回に2点を失うと、嫌な流れを断ち切れないまま失点を重ねて5回途中7失点。打線は7回、松本が1点を返すのが精いっぱいだった。前夜の延長サヨナラ負けの悔しさを晴らせず。

 栗山英樹監督は「全員でやっていくしかないので、しっかりやります。ちゃんとやります」と必死に前を向いた。

 試合前には、抑えの石川直が右内転筋の肉離れで離脱。この日の6回には、左肘を痛めている中田が、空振り三振後に顔をゆがめ、7回の守備から退いた。

 今カード前に首位西武と0・5ゲーム差と迫っていたが、連敗で2・5ゲーム差に広がった。