阪神藤浪晋太郎投手(24)が自身最短の初回3分の1で降板した。

 制球が定まらなかった。先頭田中に四球を与え、中前打、四球で無死満塁。内野ゴロの間に先制の1点を与えた。奪ったアウトはこれだけ。その後も四球、2点二塁打、四球と立て直せずに交代を告げられた。

 代わった2番手岡本も、藤浪が残した走者2人をかえされたため、藤浪は5失点。32球で2安打、4四球という内容だった。

 これまでの最短降板は16年8月30日中日戦の1回(7失点)だった。

 不運もあった。午後6時前、突然、大雨が降り出し、試合開始が見送られた。結局、プレーボールは午後7時12分だった。