巨人阿部慎之助内野手(39)が土壇場で一時同点に追いつく適時打を放った。

 1点を追う9回1死一、三塁で代打で登場。カウント2ー0から中日鈴木博の真ん中寄りに入ってきた147キロ直球を右前へとはじき返した。代打での打点は7月25日以来、14打点目。そのまま一塁守備についたが、9回裏に沢村の乱調によりサヨナラ負けとなった。

 「久しぶりの打席で前に飛んでよかった。甘い球を逃さずに仕留められた」と振り返った。