前日先発したDeNAジョー・ウィーランド投手が代打で四球を選び、サヨナラ勝ちのお膳立てをした。

 11回2死一、二塁で嶺井のところで登場。場内は歓声とどよめきに包まれた。フルカウントの6球目に広島一岡の外角への速球を見極めて四球で出塁した。

 これで2死満塁とし、次打者の倉本のサヨナラ打で延長戦を制した。

 ラミレス監督は「広島に強いと分かっていたので、11回に本人に『準備しといて』と言った。シチュエーションがきたら、迷うことなく送り出した」と説明した。

 ウィーランドの今季は試合前時点で打率2割4分、1本塁打、1打点の成績を残している。