中日岩瀬仁紀投手が今季初勝利を挙げた。9回、鈴木博志が追いつかれ、なお2死一、三塁の場面で守護神に代わって登板した。「来るとは思っていなかった。博志が投げているから」。通算405セーブを誇る左腕は大城を左飛に仕留め、逆転までは許さず。その裏のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 「力より経験で1人をアウトにしてもらおうと思った」と森監督は説明。11月で44歳になる鉄腕は今季初白星にも「それは何とも…。チームが勝ってよかったです。自分より先発に勝ちがついてほしい」と語った。