阪神が粘りの逆転勝ちで首位広島のマジック点灯を阻止した。1回に2点を失ったが、3回に福留の中犠飛で1点をかえすと、7回にナバーロが右翼へ同点本塁打をマーク。8回には糸井が特大の決勝アーチを右翼にたたき込んだ。

 巨人戦勝ち越しを決め、金本知憲監督も「本塁打での同点、逆転というね。よく打ってくれました。(ナバーロのアーチに)あれで行けるかなというのは、正直、感じました。糸井と同じく、いいところで打ってくれました」と振り返った。

 阪神が東京ドームから引き揚げた後、首位広島が中日にサヨナラ勝ち。この日、広島が勝って阪神が敗れていれば優勝マジック36が点灯していたが、粘勝で阻んだ。